サッシを愛する社長のブログ · 07日 10月 2021

玄関引き戸を新しくしたいと思ったら。

玄関引き戸に　白い点々が出て何とかしたい。

　木目調の玄関だったのに　色が剥げたり、シートがはがれたりしてきた。

　鍵がかかりにくくなった

　動きが悪くなった。

こんな方で　せっかくなら修理じゃなくて、新しくしたいというかたもおみえですね。
では　今の玄関引き戸ってどんなものがあるのでしょう？

☆玄関引き戸だって　断熱性があった方がいい！

今使っている引き戸は、木製ですか。アルミでもシングルガラスですか？
交換を考えられる玄関引き戸だと、大抵は上記のような玄関だと思います。
しかし、新しく変えるならやはり断熱性能が高いほうがいいのかなと思います。

が！玄関に引き戸をつけられているお宅の玄関ホール部分は広く作られていて玄関を断熱してもどれほど意味があるのか？というお宅も多くあるのも私の正直な感覚です。
そもそも、普段網戸にしていて風通しを良くしているようなお宅ですしね。
当然、ご予算に余裕があるのなら断熱性能の高い玄関を使われたほうが良いですよ。
さらに、ガラス部分をLow-eガラスにするということも可能ではあります。

最近は複層ガラスのものでもシングルガラスのものでもめちゃくちゃ金額が変わるという感じはしなくなりましたけど。

☆断熱性能以上に考えたいのは防犯性能！

玄関ドアの場合は　断熱性能がアルミドアと断熱ドアではかなり違うので断熱性能を優先してほしいのですが、引き戸の場合はガラス部分の違いしかなく断熱性を高くしてもアルミ部分の断熱性能はそんなに変わらないので、それよりも防犯性能を考えたほうがいいのではないかと思います。
玄関引き戸はどうしても　ガラス部分が大きいデザインが多くなります。
外側に格子はついているのですが、防犯性能が向上するようなものではなくでデザイン的なものとなりますので泥棒に入ろうとすればできてしまいます。

そのため、断熱性を考えるよりも　ガラス部分を防犯合わせガラス仕様にされるほうがおすすめです。
鍵部分は　現在のものが真ん中だけでカギが閉まるという方や、両側にも鍵があってそのうちの片側だけ外からも鍵ができるという方もおみえでしょう。
新しいものも　基本的に鍵の位置は同じです。

室内側からは　両側、真ん中の３か所鍵ができます。室外側からは真ん中と片側だけが鍵ができます。
今はディンプルキーが基本的に標準になりますのでそのあたりは安心してお使いいただけますね。

☆オプションもしっかり選ばないといけませんね

玄関引き戸にもオプションがございます。
まずは、開けるときに手をかける把手部分です。
標準は舟形把手といい、手を差し込むようなへこんだ形になります。
ただ、これだと少し開けつらいですね。そこでドアのように握る把手をつけることができます。少しお値段は上がりますが、このほうが断然開け閉めが楽になります。
ただ、これを室内につけてしまうと網戸がつけられなくなります。網戸よりも開け閉めが楽なほうがいいという場合のみ室内側につけられるのが良いと思います。
もう一つ、意外と業者さんが説明しないのが　ラッチという部品になります。これは、引き戸を軽く閉めても、カチッと扉が閉まるし、勢いよく閉めても扉が戻らないための部品になります。
ただ、この部品高齢の方のお宅につけると、かなりの確率で開けられないというお話をいただきます。

きちんとご理解いただけていればいいのでしょうけど、この装置が付くとある部分をきちんと押さえていただかないと扉を開くことができないのです。
ですので当社では　ご説明をして必要かどうか確認させていただきます。

その他のオプションとしては、LIXILには、ドアと同じようにリモコン錠が設定されています。
確かに便利です。が、引き戸のリモコン電気錠がなぜ少ないか考えるとわかると思いますが、ドアに比べて不具合が少々多いようです。

☆どのような業者さんに工事を頼みますか？

で、最後になりますが、どんな業者さんに工事を頼みますか？
経験豊富と歌っている業者さんはいっぱいいます。
言うのは簡単ですから。
そうですね、現地で、きちんと型材を使って　こんな感じで収まります。これだけ狭くなります。
こういう型材で仕上げます。
と教えてくれる業者さんに会えるかどうかでしょう。
たいていは　口頭だけで説明されると思いますが、それであなたは理解できますか？
専門業者は、型材を小さく切った部材を持っています。
それをきちんとお客さんの玄関にあてて確認します。
でも、この型材にもお金がかかるので使わない業者も増えてきました。それで、お客さんにイメージしていただけますか？
そういうところにもきちんと気を配れる業者さんに会えるといいですね。

更に当社では、お客様の玄関が工事後どのようになるかのイメージも作成しております。