玄関のドアの断熱性って考えますか?

前回は おうちの玄関を交換する方法を書きました。
家から 今の玄関をはずして 新しい玄関を取り付けるとう工事をすると1週間ほどかかるので 時間的な問題で大変ですよ。今は 家から外せない枠部分を残してそこに新しい枠をつける工事をするので1日で終わります。
という内容でした。

今回は 新しくするドアはどんなものがいいのか 断熱性という面で書いていきます。
玄関には 大きく分けて ドア と引き戸 がございます。
どちらも カバー工法での工事は可能ですが、まずはドアのお話をしていきます。

今お使いの 古いドアはどんな素材でできていますか?
枠の部分は 木ですか? 鉄ですか? それともアルミですか?
ドアの部分は 木ですか? 鉄ですか? アルミですか?

 

☆アルミのドアでいいんじゃない?は大間違い!


玄関をせっかく新しくするのに、これから20年ほど使うのに 寒い玄関をつけますか?
どういうこと?と思われると思います。
リフォームに使う玄関には 断熱性の高い玄関と断熱性の低い玄関があるのです。
断熱性の低い玄関というのはアルミでできている玄関です。

25年ほど前にはほとんどの玄関がこれです。
玄関ドア表面すべてがアルミでできています。
アルミというのは成型がしやすく 安価に作れるということで普及しましたが 残念ながら 専門用語でいう熱還流率というものが非常に高いものになります。
どういうことかというと 熱を通しやすいのです。熱を通しやすいということは 外の寒さは家の中に入ってくるし、せっかく温めた室内の熱は外に逃げていきます。夏は外の厚さが家の中に入ってくるということです。
南や西の玄関のお家では 日が当たっているとドアを触れないくらいに熱くなる方もお見えですね。

更に、アルミのドアはアルミ材の中が空洞のため ドアを閉めた際に バタン!と非常に音が響きます。

 

☆これから長く使うものなのだから 断熱性の良いドアに交換してください。

 
断熱性の高い玄関というのは 玄関本体に断熱材が入っている玄関です。 

今はこちらが主流となってきています。
玄関の表面は 鋼板で間に断熱材を挟んでいます。
20年ほど前から出てきたのですが 出た当初は熱がこもり沿ってしまうということがありましたが 現在は非常によくできていて そのようなことは起きないようになりました。

メリットとしては アルミドアで書いたことと逆になります熱交換が少ないし、閉まるときも音が響きません。
この断熱ドアには、K2,K4やD2,D4という断熱性能の違うものが各メーカーから出ています。
断熱等級が違うのですが数字が小さいほど断熱性は高いです。
何が違うかというと 枠部分の内外の間に熱を通さない部材が入っていたり、使われるガラスが Low-eという断熱性の高いガラスを使われているかです。

当然 断熱ドアのほうがアルミドアより高くはなります。
しかし、家の顔ですよ、さらにこの先また20年以上使われるのです。
金額差は高く見積もっても10万ほどでしょう。
20年で考えてください、年間5千円 月に500円にもなりませんよ。
ぜひ、毎日が笑顔になれる 断熱玄関ドアをお選びください。

次回は 便利機能について書いていきます。

 

 

 

 

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